三月三日である。 我が家のお雛様は、もう二十年余り、物置の奥にしまい込まれて日の目を見ていない。毎年、今年は飾ってみようかと、自分か妻かが口にはするのだが、すぐに気持ちが失せて本日を迎える。今年もそうだ。 紅梅も挿せば気持はひなまつり 泡六 …
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