薺句帖

余生の洩らし言、「薺」とは、「なずな」あのペンペングサであります。誤字脱字の常習ゆえ、気になさる方にはお勧めできません。

武蔵丘陵森林公園

椋鳥・山百合・担々麺

7月14日 午前薄曇り、一時小雨。午後、ぼんやりとした晴れ、暑さはさほどではない。 〇昼、食後、追肥用の「ぼかし」を買いに。帰路、コンビニに立ち寄って、コーヒーを車中で飲んでいると、椋鳥の群れが駐車場の上をかすめるよう飛んだ。と、フロントガラ…

森を歩く

ひと月ぶりに森林公園をあるいた。 昨日のことだ。 気温は、初夏のようで上着は必要なかった。 森の様相は一変していて、新緑さへやや濃さを増していた。 この一か月で梅が散り、桜は終いとなっていたのだった。 沼の脇の山藤の房。 藤の香は彼の夜の人の名…

比企の森を歩く。

昨日は、ぽかぽか陽気に誘われて、武蔵丘陵森林公園を散歩した。 今月二度目、月初めは梅林を巡ったのだった。 あれから、10日余り経ったのだが、いよいよ春は足元にも樹上にもやってきていた。 さびかへる比企の沼辺のあまな哉 泡六 この国営森林公園は、比…

武蔵丘陵の梅林で。

一昨日は、春麗というにふさわしい一日であった。 昼食を早めに済ませて、通いなれた森林公園へでかけた。 目当ては、今が盛りであるはずの梅林を歩いてみることだった。 梅は、紅梅も白梅も期待通りに咲いていて、花の香りもそよ風にのって揺蕩ごとしという…

二月の森林公園散策

二月である。 暖かい南風に誘われて、森林公園へ。 この時期の見所は、まだ咲き始めの梅林辺りだけだ。 あとは、野鳥のさえずりとともに春の到来を待つ気分で、落葉を踏んで森を歩くだけだ。 寒禽のあくがれいでて藪の外 泡六 蛇足注・「寒禽(かんきん」と…

武蔵丘陵森林公園の梅林を歩く

今年初めの森林公園散策である。 例年この時期に早咲きの梅を尋ねにゆく。 先ずは、紅梅から開くようだ。 次いで、白梅。 どちらも、まだまだ盛りまでは遠そうであった。 この梅林は、梅の根元に福寿草も栽培されていて、ここを訪れる人に春らしさを一層感じ…