薺句帖

余生の洩らし言、「薺」とは、「なずな」あのペンペングサであります。誤字脱字の常習ゆえ、気になさる方にはお勧めできません。

記憶

迎え盆・うどん・「家」の姿

8月13日 晴れ・曇り・にわか雨、台風の影響空模様落ち着かず。 〇午前中、仏さんのお迎えをする準備。 日ごろは、リビングに置かれた小さな仏壇に、花と水と飯を供えて、日に一度手を合わせる。以前は昔ながらの盆飾りを模倣しようとあれこれしたが、この…

遅い初雪。

一夜明けて、快晴。 昨日の雪がはだらの残って、明るい日差しに溶けてゆくようだ。 立春を過ぎての遅い初雪であった。 向かいの家の椿なのか山茶花なのか、枝に積もった雪に映えて美しかった。 昨日の日中、窓から降りしきる雪を見ていたら、思い出した。 ち…

生い立ち

いくとおりもの「正しさ」が、この世にはあるのだと、子供のころ大人たちから教えられた。 「悪」にも、いいものがあるんだよと、諭されてきた。 強いものには、口をつぐめとも躾けられた。 平等や公正を求める奴らは、負け犬だと、そういう人間にはなるなと…