薺句帖

余生の洩らし言、「薺」とは、「なずな」あのペンペングサであります。誤字脱字の常習ゆえ、気になさる方にはお勧めできません。

散歩

麦の熟れる頃

夫婦ともに70歳を迎えることができた。連れ添って40年を過ぎている。子供たちが先の日曜日、妻の古希の祝いをしてくれた。四国の旅は吾ら夫婦のイベントであったが、孫たちと家族全員が笑顔で集えたのはうれしいことであった。 そうして、また二人暮らし…

初夏の森を歩いた。

昨日今日と、夏の陽気だ。 今日は、菜園作業で汗をたっぷり流した、途中頭がくらくらすような感じがして、少し慌てた。 昨日は、風があってすぶんと過ごしやすかったので、初夏の森を歩きたくなって、半月ぶりに深林公園へでかけた。 新緑といえる時期は過ぎ…

森を歩く

ひと月ぶりに森林公園をあるいた。 昨日のことだ。 気温は、初夏のようで上着は必要なかった。 森の様相は一変していて、新緑さへやや濃さを増していた。 この一か月で梅が散り、桜は終いとなっていたのだった。 沼の脇の山藤の房。 藤の香は彼の夜の人の名…

ぼんやりと疑い深く生きている。

トルコ・シリア地震、死者15000人を越えるとの報道。 明日は、関東のこの周辺は積雪の予報。 ゼレンスキー氏「武器がなければ戦闘は行き詰まる」と。 我が家の庭先の梅がようやく咲いた。 俺の居る北半球は冬である 泡六 ようやくに麦五寸ばかりに青みけり

午後三時、雨が上がりやや明るさがましたようで、散歩にでる。

いつもの沼のある公園へ。 風はほとんど感じないのだが、空気はとても冷たかった。 幾重にも影を潜ませ冬の水 泡六

武蔵丘陵森林公園の梅林を歩く

今年初めの森林公園散策である。 例年この時期に早咲きの梅を尋ねにゆく。 先ずは、紅梅から開くようだ。 次いで、白梅。 どちらも、まだまだ盛りまでは遠そうであった。 この梅林は、梅の根元に福寿草も栽培されていて、ここを訪れる人に春らしさを一層感じ…

川に沿って歩いた

昨日、寒の入りであった。 それでいて、よく晴れた今日の午後、堤の上は暖かだった。 とはいえ、寒さに備えた身支度のせいでもあるのだが。 川は、利根川水系の一級河川。堤上からは赤城、春名、妙義、浅間、武甲、男体、関東上州を取り巻く山々と、時による…