薺句帖

余生の洩らし言、「薺」とは、「なずな」あのペンペングサであります。誤字脱字の常習ゆえ、気になさる方にはお勧めできません。

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ナンジャモンジャの花

四月が終わる。 それがどうと云うことは無いのだが。 公園で、ナンジャモンジャの木に出会った。 ナンジャモンジャとは、正体不明の樹木であることを、そのままに命名した。名は体を表すというが、その言葉はこの木の場合にも通じるのか、通じないのか、ちら…

夏野菜を作る季節となった。

四月の下旬に入った。 夏野菜を作る準備にようやく腰をあげた。 今朝も畑に出た。 広さは、家庭菜園にしては贅沢と云えるほどの面積で、ちょと手間を要する。 夏野菜は、茄子胡瓜トマト西瓜万願寺鷹の爪ししとうオクラ南瓜レタス隠元ネギゴーヤ、これらが例…

森を歩く

ひと月ぶりに森林公園をあるいた。 昨日のことだ。 気温は、初夏のようで上着は必要なかった。 森の様相は一変していて、新緑さへやや濃さを増していた。 この一か月で梅が散り、桜は終いとなっていたのだった。 沼の脇の山藤の房。 藤の香は彼の夜の人の名…

床屋さんのおばちゃん

ここに転居して、30年以上が経った。 その間、行きつけにしていた床屋さんが開店休業中である、再開の予定はいまのところないのだ。 初期の頃は、当主のおじさんが調髪担当で、おかみさんはシャンプーと髭をあたる担当という分業体制であったが、いつの頃か…