2023-03-01 暖かに迎えた三月 俳句 春 三月になった。 二月は、なんと足早であったことか。 年が改まって、ますます時の流れが速くなる。 如月や子ら横断す手をあげて 泡六 如月は、陰暦二月の和名であるのだが、この時期の季語として扱われる。如月というと、初春の二月とは、語感がちがうというのだ。 「きさらぎ」は、衣更着とも。或いは、小草生月とも、初花月とも、雪解月とも。確かに、二月では素っ気なすぎる。