2023-06-03 六月の小望月 月 季題 昨晩はあんなに酷かったのに、今夜は小望月が明るく昇っている。 十四日月を、小望月といっても、待宵月と呼んでも、秋の季題である。 六月の今夜の月は、入梅前の月であるから、ただの「月」なのだろうか。 それにしても、台風一過の月夜である。爽やかな夜である。 一句ひねろうとしばらく考えたが、季題というやつがしきりに違和感を醸してきて、どうにも行かない。