薺句帖

余生の洩らし言、「薺」とは、「なずな」あのペンペングサであります。誤字脱字の常習ゆえ、気になさる方にはお勧めできません。

十七文字、たこ焼を焼く、

8月7日 曇り後日中は晴れ。最高気温36.4度。空に白雲塊、四方に積乱雲。

 

〇午前、畑仕事、1時間が限界。

〇M図書館、しばらく俳句関連の本を読むのは止めおこう。 句と云うものは、17文字で完結させなければいけない、発句の約束だ。 語彙数にしてどれほどもない。 言外の思いを奥深く推察しようとしても、こつんと当たるのは、言葉にするまでもないような単純なことであったり、なにやら曖昧な情念の漂いであったりすると、狐に抓まれたような気さえする。

 そんなことで、俳句関連ばかり読んでいると、どうも具合が悪かろうと最近おもうようになった。 この頃の若い人の文章を読んでゆこうと思う、世間を広げよう。

 例えば、ネット配信のお蔭でこれまで観たことのなかったテレビアニメを観るようになった。 これが、なかなか良い。 そのうち、いくつかの作品の感想を書きたい。 

 発句作りの発想から世界を見る、これはやはり限界があるだろう。 

 〇タコ焼きを焼いた。

 それはそれは昔のこと、当時はよく知られた大手スーパーの屋上の子供遊園地でアルバイトをした。雑用一般なんでもやったが、そこでタコ焼きを焼いた。店頭販売である。

 それ以来のこと。昨年、災害時用にと携帯ガスコンロを買った、その折に焼肉用とタコ焼き用の二枚の焼き物用プレートも購入した。それを初めて使用したのだ。

 タコ焼き、楽しかった。そこそこのおいしさであった。あの時の経験の記憶がまだ残っていたのか、惑わずに完成できた。食べて思ったのは、案外胃にもたれないものだと。

 今度、孫にご馳走しようと、楽しみ。

 


爺婆の夕餉たこ焼あっつあつ  泡六

 

やっぱりね紅ショウガなむ過剰なる