薺句帖

余生の洩らし言、「薺」とは、「なずな」あのペンペングサであります。誤字脱字の常習ゆえ、気になさる方にはお勧めできません。

彼岸過ぎに。

 

 彼岸が過ぎてみると、連日の熱帯夜から解放されて、ぐっすりと眠れる。

 そうして10月になっての初めの日は愚図ついた空模様でなんとなく家に足止めされたが、翌朝の今はよく晴れて光も溢れ、少し強めの風であるが、まごうことない秋の風だ。

 

 何いはん今風と光の秋である   泡六

 

 大根。白菜の種まきは、彼岸前に済ませておくべきなのだが、彼岸後に大急ぎでした。遅れたのは、時期を勘違いしていたののだが、あの暑さが意識が散漫にしたせいだと、天気のせいにしておく。

 白菜の種は胡麻粒より細かく、大根の方も米粒より小さい、にもかかかわらず数日で発芽し、かわいらしい緑の二葉になって土から現れる。うれしいものだ。

 

 ほらほら白菜大根芽の出づる

 

 

 

 

 玉ねぎもセルトレイに蒔いた。これはまだ発芽しない。玉ねぎの苗づくりは毎年ハラハラさせられるのだが、何とかやってきた。今年もそうなることを願っている。