薺句帖

余生の洩らし言、「薺」とは、「なずな」あのペンペングサであります。誤字脱字の常習ゆえ、気になさる方にはお勧めできません。

夏野菜を作る季節となった。

四月の下旬に入った。

夏野菜を作る準備にようやく腰をあげた。

今朝も畑に出た。

広さは、家庭菜園にしては贅沢と云えるほどの面積で、ちょと手間を要する。

夏野菜は、茄子胡瓜トマト西瓜万願寺鷹の爪ししとうオクラ南瓜レタス隠元ネギゴーヤ、これらが例年の基本作物である。それに、その年ごとに興味がわいたものを追加する。昨年は空心菜。その前は、フェンネル、ズッキーニ。甜瓜とかメロンもあった。

多品種少量の収穫を目指すが、老人二人の消費量には余ることが多い。

今年は、5月中頃に予定があるので、月初めには苗の植え付けを完了したい。例年より一週間ほど手前になる。そこで今年は、胡瓜トマトオクラゴーヤの苗作りも止めている。植え付けの期間が限定されるので、それまでに苗が生育するか、見通せないからだ。

そんなこんなで、気は急くのだが、だからといって生来怠惰な自分が変わるわけでない。

さて、今朝こと、午前10時を回ると、もう暑くて堪らなくなった。

胡瓜の耕地にする予定の個所を、堆肥と貝殻石灰をいれて耕しただけで終わった。

これから二週間ほど連日の作業になる、徐々に体を慣らしてゆかないと、あのぎっくり腰が爆発する、そうなったら、もうどうにもならない。

 

 

 

  

カモミール香る傍ら鍬を置く   泡六

 

かみつめの花巡り咲く畑うれし

 

休み休みやってゆこう。